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カテゴリ:言葉( 75 )


2018年 07月 16日

FIFAワールドカップで決勝まで行ったクロチア人の氏名に何故「…イッチ」が多いのか?

2018-07-08付けで、記そうとした『ロシア戦に勝ったクロチア人の氏名に「…イッチ」が多いのか?の語源にまつまる記事』は、
何故か、投稿後、『<-ic(註:cの上に')>は表記できません。』とあり、投稿文が消えてしまい、すっかり、やる気をなく、そのままでしたが、また、再挑戦します。
(クロアチアは、その後も快進撃を続け、決勝でフランスには負けてしましましたが、ユーゴー分裂後、小国に陥った国なのに、あっぱれ!と思っています。)

・・・・・・・・・・・・・
クロアチア語は、インド・ヨーロッパ語族スラヴ語派南スラヴ語群言語で、クロアチアおよびボスニア・ヘルツェゴビナの公用語です。

1991クロアチアユーゴスラビア社会主義連邦共和国から独立する前は、セルビア語と同一の言語としてセルビア・クロアチア語として扱われていましたが、
ユーゴスラビア解体後にそれぞれが別言語と主張されるようになりましたが、元々両者の違いは細かい正書法や表現の差異程度であり、現在でも非常に近い関係にあり、
セルビア語が
アルファベットとしてキリル文字ラテン文字を使用するのに対し、現在のクロアチア語ではもっぱらラテン文字を使用する違いに過ぎない様です。

色々、ネットで調べましたが、図書館で本を借りて、調べるべき内容もありますが、
概要としては、語源的には下記の内容になるようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

クロチア人を含む、ボスニア人の姓は、他の南スラヴ地域におけると同様、
誰か(ほぼ、男性に限定された)祖先のファースト・ネーム綽名(あだな)、職業に基づいて、大部分造られる。
家族の名(ファミリー・ネーム)は、ほぼ80%のケースで、
ファースト・ネームまたは職業[名]、または、これら二つの何らかの組み合わせ[名]の
所有属格(生格)
-ov, -evが付き、属格(生格)語尾で、ロシア語の-由来の」のような形容詞)に、
(但し、クロアチアの選手には、vic(ビッチ) 姓より、ic(イッチ)姓が多かったように思えるので、所有属格が無い性が多いのか?と思っている。
接尾辞の(指小辞形の意味として)
-ic [イッチ (註:cの上に')]を加えて造られる。

実例として、

  
kovac(職業-意味は、スミス[鍛冶屋])
Kovac 所有属格は、Kovacev で、接尾辞 -ic を加えると、Kovacevic になる。
  
Adem
Adem の所有属格は、Ademov で、接尾辞 -ic を加えると、Ademov Ademovic になる。

指小辞の「-ic」は、
Adem に付けると、Ademic になり、意味は、「アデム」という人名に対し、「小アデム」というような意味となり、
父を「アデム」、息子などを「アデム」と云ってもよく

職業名にも付けるのですから、結局、「由来的子孫」の意味に大体なり、
男性の場合は、「の息子」と云っても良いようです。

・・・・・・・クロアチア語に限定しての由来は、まだまだ調べるべきと思いますが、概略は上記の様です。

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(180721追記)

指小辞の「-ic」(:「イッチ」)は、

旧ユーゴというかバルカン半島あたりの言葉で

「~の息子」「~の子」を意味する言葉で、

英語圏だと「~ソン」(リチャードソン)のような、
北欧の「~セン」(アンデルセン
フィンランドの「~ネン」(ライコネン
ロシア系の「~」(ゴルバチョ
ポーランド系の「~スキー」(チャイコフスキー
(※「スキー」は「~の一族」の意味があり、チャイコフスキーは「チャイカの息子の一族」
なども同じの様です。






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by mohariza12 | 2018-07-16 23:50 | 言葉 | Comments(1)
2018年 06月 23日

何故、欧州語等で男女、単数・複数で綴りを変えるのか?

(190112メモ:補記、追記)

深夜、NHK BS テレビを観ていて、金田一 秀穂(きんだいち ひでほ)の祖父の金田一京助が 日本(語)では、アイヌ語で、男女、単数・複数で綴りを変えていた、と云っていた様だが、

何故、外国語(特に欧州語)等で、主語・述語の間 等で、男・女で、また、単数・双数(2人)・複数で、綴り(:音)を変えるのか?、と思った。

そして、現代日本語には、その様な こと(:まどろこしい) は していないが、
古代日本語では、あったのか?、と思った。

その様な語の変化で、語を複雑化するのは、
人間が動物として、(他の動物なり)敵に相対する際、敵がいることを 仲間に対して、伝えるのに、
時間が掛かり、まどろこしいと思う のだが・・・。

現代日本語のSOV(主語+目的語+述語)と、現代欧州語のSVO(主語+述語+目的語)も関係しているのか?

主語・述語等で、男・女で、また、単数・双数(2人)・複数で、綴り(:音)を変える様になったのは、
原始時代から、人類が発達し、人間関係が複雑になり、男女差が大きくなり、社会的格差が広がったことも関係しているのか…?

言葉で他人に正確に自分の意志を伝えるには、男・女で、また、単数・双数(2人)・複数で、綴り(:音)を変える方が良いのか?は、(日本語を使う)日本人の私にはよく分らないが、

調べる必要がある、と 今でも思っている・・・。





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by mohariza12 | 2018-06-23 23:55 | 言葉 | Comments(0)
2018年 06月 09日

「武士と印刷」は、何故「Printing and the Samurai」と訳すのか?

(161104メモ:補記、追記)

地下鉄の都営江戸川線の「印刷博物館」の広告を観て…。

武士と印刷」のタイトルのイベント名は、英語でPrinting AND the Samurai」と
名詞の前後が逆になっていた。

日本語と英語等欧州では、複数の名詞で重視度が違うのか?
それが語順に表われているのか?、と思った。

日本語では、中味の主旨は 後に記し、

英語では、主旨は最初に表わすのか?、

それがこのような語順に表われているのか?と 思った。

・・・・・・・・・・・

上記のメモは、

今(180609)思うに、日本語の主語+目的語+述語(S+O+V)と、
現代 英語の主語+述語+目的語(S+V+O)の違いに関係するのか?
と、その時 思ったように感じる・・・。


・・・・・・

但し、(S+V+O)は、世界の言語で 普遍的な語順とは云えず、欧州でも時代の変遷の中で英語等において、それへ落ち着いた様だが、

名詞の語順に関しては、まだ 調べきってない・・・。




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by mohariza12 | 2018-06-09 20:21 | 言葉 | Comments(0)
2018年 06月 06日

日本語の<子音>+<母音>の強い粘着度を弱め、<子音>と<母音>を分離させられたなら・・・

先日の2018年06月04日付けの<HとA、NとA、RとA、TとI は 繋がる? >で記した様に、
その時、たまたま、過去(2015年版)の手帳を見たのだが、

15年版の手帳には、あまりメモは記されて無かったが、<150603 メモ>の次のページに下記のメモが記されていた。

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(150604メモ)

日本語における<子音>+<母音>強い粘着度を弱め

<子音><母音>分離させ

外国語の<子音><母音>の音(おん)を発音できるようになったなら、

日本人も英語なり、外国語を上手く発音できるようになるだろう!

但し、日本語の<子音>+<母音>の粘着度の濃(こ)さは、深く、

日本人に染みつき、それを弱めるのは、難しいが・・・。

<上記のメモは、ほぼ原文>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(150604メモ:補記、追記)

上記のメモの様に、

日本語における<子音>+<母音>の強い粘着度を弱め、
<子音>と<母音>を分離させ、

日本人が独立した(日本語以外の<子音>を含め、)<子音>を発音できるようになったなら、

外国語の勉学は、容易になる、と思われる。

そして、日本語の<あ・い・う・え・お>の5母音以外の 個々の外国語の<母音>を習得し、

外国語の<子音>+<母音>+<子音>)と云う音の構造を感覚的に理解し、

発音するよう努力すれば、外国語の習得は、より容易になる、と思われる・・・。

・・・・・・

但し、日本語の日本語たる良さは、歌を謳って分かることだが、

日本語の<子音>+<母音>の強い粘着度に依る(5母音に収斂された)<母音>の響きのようだとも 思っている・・・。

・・・・・・・・・・・・

参照:「160630時点の「母音と子音の合体表」の考察の表」

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「2015年05月 19日 付けの 「日本語の原理」(英語のアルファベットによる<子音+母音>の解析表)150519版」
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by mohariza12 | 2018-06-06 23:54 | 言葉 | Comments(0)
2018年 06月 04日

HとA、NとA、RとA、TとI は 繋がる?

たまたま、過去(2015年版)の手帳を見て、
下記のようなスケッチとメモ書きがあった。

(150603 メモ:補記、追記)

御徒町駅の看板を見て・・・

英語等の文字の(母)音の変化は、看板の文字で見た文字の部分的な類似性にも関係するのか?
(と、その当時<ちょうど3年前>考えたようだ・・・。)

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・・・・・・・・・・・・・・

何故、上記の文字から、

HとA、NとA、RとA、TとI は 繋がる?>とかを

類推したのか?は、今は、よく思い出せないが、

当時、北欧の<ルーン文字>(http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_europa_13.html)などの本も読んでいたので、

欧州の文字等に関して 鋭敏になり、上記のような類推をしたのかも知れない・・・。

上記の類推が当たっているか?は、その後、文献等で調べた訳で無く、今まですっかり忘れていたので、

分らない。

但し、アルファベット等の文字は、フェニキア文字の時代から色々な変遷をして来たので、

過去に埋もれた文字もあり得、全く否定できる、とも 云えない。

まあ~、お遊びの類推、とは 思っているが・・・。



 



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by mohariza12 | 2018-06-04 23:54 | 言葉 | Comments(0)
2018年 06月 01日

日本語の[エ(e)]と発音する「へ」は昔は[へ(he)]と発音していた?

この頃、言葉の記事が多いですが・・・、

過去の手帳のメモから・・・。

(160109メモ:補記、追記)

日本語の文末に来る「・・・」を音韻として[エ(e)]と発音するのは、
ゲルマン・ローマン語(特にフランス語)等で、“he・・・”との文字列において、
[h]を発音しないで、[e]等と発音するのと同じく、

過去(古代)、日本語で [へ(he]と発音していたが、
長い歴史において、[]を発音しなくなったのか・・・?

と、ふと 思った。


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by mohariza12 | 2018-06-01 00:07 | 言葉 | Comments(0)
2018年 05月 27日

「虐殺器官」の<GENOCIDAL ORGAN>の原意は?

<伊藤計劃の「虐殺器官」考>-2 は、今日記そう、と 思っていましたが、
現在、まだ 書き出しまで行っていません。

ところで、「虐殺器官」の 副題の英訳として、<GENOCIDAL ORGAN>とある。

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<GENOCIDAL ORGAN (genocidal organ)>の<genocide >の元々の原意が分らず、

手元にある高校時代から使っている 語源に詳しい 「研究社 新英和中辞典」((1971年第2版25刷)) を調べても、南雲堂の田代正雄著の「語源中心・英単語研究」(1972年増刷)

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でも語源を記して無く、
「研究社 新英和中辞典」で<genocide(ʤénousaid)>として、米語で「(人種・国民などの計画的な)大量虐殺」とあるのみだった。

ネット上で調べ、ようやく
ハイパー英語辞書 の「geno-cide」(https://ejje.weblio.jp/content/geno-cide)で、

印欧語根として、
gen(o)>が、
命を与えること、子孫を作ることを表す印欧語根。また、繁殖に関係することや、家族・部族に関係することを表す。
重要な派生語は、engine, general, gentle, king, nature, 接尾辞-gen生成物を表す)など。」とあり、

cide(:kide)>が、「打ったりたたいたり、殴ることを表す」とあり、

語幹として、<cise>として、「(cide)切ること、殺すことを表すラテン語 caedere、印欧語根ka@-id-から。」とあった。

(その後、「語源中心・英単語研究」を調べると、
語幹として、<-cide,-cise>で「=to cut (切る)」があり、

( 派生語として、<decide([de=off]で、切り離す、断を下す、で「決定する、判定する」)>等があった。)

また、<gener-,gen-,gent->で「=to produce生む)、a race種族)」

( 派生語として、<generation(発生、世代)>、<genius(生まれつきのもの:霊、精神、天才)>等もあることを知った。)

-al>は、当然、「~に関する」とか「~に属性を有する」などの意味を表わす形容詞語尾なので、

genocidal (dʒènəsάidl)>は<geno-cid-al >で、

命あるものを殴り殺すことに関する(:虐殺の)」と云う意味が、印欧語としてそなわっていることが分かった。

手元にある「研究社 新英和中辞典」と南雲堂の「語源中心・英単語研究」
(現在は、「語源中心英単語辞典」 単行本 ( 2005/3/1 最終発行?)として、出版されている…?)



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で、英語の語源は大概が分かるはずだが、
まだまだ 使いこなしてないコトを知った・・・。

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by mohariza12 | 2018-05-27 19:41 | 言葉 | Comments(0)
2018年 05月 26日

「塊」と「魂」との違いは?「鬼」の原意(語源)は?

(180514メモ:補記、追記)

神林長平の「猶予(いざよい)の月」を読んでいて、

」と「」との違いは? 「」の原意(語源)は?>と思った。

そして、「」のとしての「」の意味は何か…?と思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日ようやく、角川 「新字源」で調べて納得した。

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」は、「きにょう」と云う象形指事の部首で、
人(儿)が大きな面(田、甶)をかぶって、死者の霊魂に扮するさまにより、
霊魂>の意を示す、とのこと。

「鬼」と云う漢字の部首が、単に「鬼(おに)」と云うだけで無く、<霊魂>の意味を示すことは、だいたい知っていたが、

形声音符になると、

恐(おそ)れる(:>)、
かたまり(:<クワイ(カイ)>(:「」偏と音符の(「かたまり」の意を含んだ)「カイ)」の形声文字))、
大(おお)きい(:<クワイ(カイ)>)、おくる(:>)などの意(味)を示すコトを知った。

(たましい)」は、(<霊魂>の意を示す)意符の「」と 音符の「<ウン→コン>(めぐりあるく 意)」との形声文字と知った。
」は、(「めぐりあるく 」と云う 意味を含んだ)「コン」と云う音符としての役目があったコトを知った。

漢字の謂われ(原意)は深い!と思った・・・。



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by mohariza12 | 2018-05-26 00:05 | 言葉 | Comments(1)
2018年 05月 20日

濁音記号「゛」を「だ」から切り離して発音しようとすると・・・ (改訂版)

2018年05月20日 付けの<「ま」の濁音は「ば」なのか…?(180520追記) >を記していて、



2012年12月27日 付けの<濁音記号「゛」を「だ」から切り離して発音しようとすると・・・>(https://mohariza12.exblog.jp/19421116/)の記事に部分的に誤り、誤解を生む記事内容があるコトが分かったので、
前の記事を大幅に手を入れ、改訂します。

(但し、原文記事は、そのまま、としました…。)


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(121226、121227メモ、補記、追記、180520改訂)


日本語の 「」に付く濁音「」がある「」は、
ta” の音の “t” が変換して “d“ となり、単に “da“と発音されるのか?

」と云う発音記号による発音は、単に濁る音だけでは無い気がした。


」(と云う発音記号と云う字)は、「」と「」(と云う発音記号と云う字)で音として分けられるのでは・・・?


無声音、有声音、濁音と云う口及び舌等から発せられる音の区別で、濁音」の「」ができたのでは無いのでは?

(日本語の表記の妙のように思える。)


そう考えながら 実際発音しながら、を切り離して発音しようとすると、摩訶不思議な音の世界に入って行く・・・。


英語の無声音の “t”が 有声音の “d”となるのとは違い、

単なる無声音と有声音との違いでは示されず、

日本語の「」に付く濁音の「」は、日本語以外の英語等で表現できない表記表現では?

と 思った。


・・・・・・・・・・・・・・


また、日本語の「」に付く濁音「」で「」となるが、

英語の無声音の“h”から 有声音になって“b”とはならず、


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国際音声字母で [ɦ]と記述される 有声声門摩擦音となり、

息漏れ声またはささやき声の短いもので、通常の有声音とは異なり、声帯は不完全な振動とされる “ɦ”音
(・・・<behind>の [bɪˈɦaɪnd]と発音される)となる。


(参照:有声声門摩擦音:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E5%A3%B0%E5%A3%B0%E9%96%80%E6%91%A9%E6%93%A6%E9%9F%B3

また、現代フランス語では、「有音の h」は「無音の h 」同様それ自身は“無音”となり、ただ前後の音に対するふるまいの違いだけが残っているとのこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9F%B3%E3%81%AEh%E3%83%BB%E6%9C%89%E9%9F%B3%E3%81%AEh
 
(・・・私は、時々ビートルズの「ミッシェルMichelle)」
https://furansu-go.com/michelle/)を謳うことがあるが、英語より難しいフランス語が入っている「Michelle」は難解で、英語の方がよっぽど合理的な世界語と思ってしまう…。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


半濁音の「」のも、


上記表のように、英語での無声音の“h”に対する半濁音として“”となる音は無く、

<英語の有声音である“b”(ブ)に対する無声音としての “p”(プ)がある。>

<また、日本人が苦手な英語の“b”と違う音の有声音である“v”()には、それに対する無声音として( 日本語の「フ(:
hu)」の “h”で無い ) “”() が 対する。>



・・・・・・・・・・・・・・・・

日本語のローマ字の字が、世界で一番合理的な語表記と思っていたが、


濁音半濁音のある日本語のひらがな表記は(カタカナ表記も)、表記としては世界でも合理的な表記のように思える。



(※但し、日本語の(母音を含め、)子音は、世界の他の言語に比べ、長い年月を経て、音を簡略した所為か、
日本語では他の言語の微妙な複雑な音は表現できず、他の言語に無い音が含まれているので、日本人は外国語が中々巧くなれない、とも云えるが・・・。)


(参考:ことばや教え方の質問箱「 濁音・半濁音って… 」
日本語の知識「濁音記号の有無」によって有声音・無声音が判別可能
日本語の濁音と半濁音>)


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by mohariza12 | 2018-05-20 21:10 | 言葉 | Comments(0)
2018年 05月 20日

「ま」の濁音は「ば」なのか…?(180520追記)

(180517メモ:補記、追記)

今、伊藤計劃の小説「虐殺器官」の再再読を終え、
神林長平の「猶予(いざよい)の月
を読んで(再読して)いる所。
(参照:2006年12月17日付け moharizaメモの<神林長平の「猶予(いざよい)の月」を読み終えて>(https://mohariza06.exblog.jp/5155371/))

(<伊藤計劃の「虐殺器官」考>の続編の記事は、続けるつもりだが・・・。)

・・・・・・・・・・・

神林は、この小説で、(惑星での)悪党「磨琉」を「ばりう」と読ませている。

何故「磨()」を「」と読ませるのか?と、思い、

」の濁音は 「」なのか?>と思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


過去に世界の言語の本を多読し、ネットで調べ、コピーした音声学からみた「世界の言語の子音表」を探し出し、


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唇音(両唇音)で鼻音の[m](<有声音>のすぐ近くに、両唇音で破裂音の(<無声音>の「p」に対する<有声音>としての)[b]があることを知り、
」の濁音は 「>と云う考えは、おかしくないと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(なお、(180520追記)として、
英語等の「無声音」と「有声音」との関係と、日本語の「清音」と「濁音」の関係について、面白いネット記事を探しましたので、紹介しておきます。

英語びより>の2017.03.24 英語の清音・濁音について「 ゛(濁点)」を使って紹介するよ
https://ipa-mania.com/voiced-sound-mark/

・・・この記事を読むと、英語等の「無声音」が「有声音」になる仕組みと、日本語の「清音」が「濁音」になる仕組みが、図等で分かりやすく理解できると思いました。

なお、深い意味での「濁音」の考察は、私の2012年12月27日 付けのブログ記事<濁音記号「゛」を「だ」から切り離して発音しようとすると・・・
https://mohariza12.exblog.jp/19421116/を読んでください。

・・・・・・・・・・・・・・・

また、先ほど、いつも愛用している漢和辞典の角川 新字源
」を調べてみると、

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と、あり、現代日本語では、「磨」を「」と読むのは、<呉音>で、<漢音>では「」であることを初めて知った。

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(180520追記:<呉音>と<漢音>の違いについて、ネットで調べ、記しておきます。

呉音・・・主に百済人によつて伝えられた中国南方系の読み方。
漢音・・・奈良~平安時代に伝えられた中国北方系の読み方。
唐音・・・主に鎌倉時代に伝えられた江南浙江地方の読み方。

・・・よって「磨」を「」と読むのは、古くからの日本語の漢字の<呉音>読みで、「」と読む<漢音>は、日本語に後から中国から入った中国の漢字読みで、日本では広まら無かった、と云えるようです…。

・・・中国の南方と北方で、元々違う読み方だったのか、時代を経て、「」から「」に変化して行ったのか?は、浅学で知らず…。)

・・・・日本語も含め、言語とは、面白いものだ…と、思った。



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by mohariza12 | 2018-05-20 13:18 | 言葉 | Comments(3)