人気ブログランキング | 話題のタグを見る

mohariza12メモ

mohariza12.exblog.jp
ブログトップ
2018年 06月 10日

文字の左書き、右書き考

またまた2016年の手帳からの(2017年に記した)メモです。

(170221メモ:補記、追記)

世界の文字は、現代においては、左→右 書きが多く、

(特に文字の中で、左→右 書きのアラビア数字<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E6%95%B0%E5%AD%97>が広まり、)

日本語においても、上→下 書きは少なくなり、横書きの左→右 書きが広まり、

中国の漢字式の上→下、且 右→左 書きの書式は、異端な書式に思われるが、

(文字発祥の地中海・アラブ世界等の)世界の古来からの文字の多くは、右→左 書きだった。

文字を書くのに、上→下で書き下ろすのは、(重力的にも)自然で、

また、右手の人が多数なので、右親指と人差し指で、筆・ペン等筆記道具で、文字を書くには、

文字は左側から書き出すのが描きやすい、と思われる。

何故に、古代アラブ等世界(現代においても)で、右→左が多かったのか?、と 思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今ふと思ったのだが、

古代、文字を石等に刻むのに、左手で刻むものを持ち、右手で石槌等で打つ筆記法では、

右から左方向の方が刻み安かったからか?、と思った。

(理屈上は、そう思うが、まだ、そう云う説は知らない<:調べていない>・・・。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後(180610深夜時点)、ネットで調べ、

地球 ことば村」の「世界の文字 」の<書字方向― 縦書き・横書き
http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_column_3.html)で、

左横書きを採用する文字》 として、

東アジアの文字: 規範彝文, 女真文字, 悉曇文字, ソヨンボ文字, チベット文字, ナシ文字, フレイザー(傈僳)文字, ミャオ・ポラード文字  

東南アジアの文字: アーホム文字, 黒タイ文字, クリタン文字, タイ・ナ文字, タイ・ロ文字, タム文字, トカラ文字, パハウ・フモン文字, ブヒッド文字, マカッサル文字, Balinese, Cham, Kayah Li, Redjang, Sundanese, Tagalog, Tagbanwa  

南アジアの文字: オリヤー文字, オル・チキ文字, カンナダ文字, グジャラーティー文字, グランタ文字, グルムキー文字, サウラーシュトラ文字, シロディ・ナグリ文字, シンハラ文字, シャーラダー文字, ソラング・ソンペング文字, ターナ文字, タミル文字, デーヴァナーガリー文字, テルグ文字, ブラーフミー文字, ベンガル文字, マニプール文字, マラヤーラム文字, モーディー文字, ランジャナ, リンブ文字, レプチャ文字, ワラング・クシティ  

中近東の文字: ウガリト文字  

ヨーロッパの文字: アルメニア文字, エルバサン, オガム文字, ギリシア文字, グラゴール文字, ゴード文字, 古代教会スラブ語, ジョージア文字 (Asomtavruli, Nuskhuri, Mkhedruli), 線文字A,線文字B, ルーン文字, Beitha Kukju

南北アメリカの文字: イヌイット文字, オジブウェ文字, キャリア文, クリー文字, ジュカ音節文字, チェロキー文字, デザレット文字 ブラックフット文字  

アフリカの文字: ヴァイ文字, エチオピア文字, クペレ文字, コプト文字, ソマリア文字, バサ文字, ロマ文字

そして、《右横書きを採用する文字》 として、

古ベルベル文字, 古代エジプト文字, アラム文字, アヴェスタ文字, カローシュティー文字, メンデ文字, ナバテア文字, ンコ文字, パルティア文字, フェニキア文字, ティフィナグ文字, シリア文字, 南アラビア文字, ターナ文字

が、あることを知った。

by mohariza12 | 2018-06-10 00:05 | 文字


<< 180611の「夢メモ」・・・...      「武士と印刷」は、何故「Pri... >>