人気ブログランキング | 話題のタグを見る

mohariza12メモ

mohariza12.exblog.jp
ブログトップ
2015年 01月 08日

SF映画『ゼロ・グラビティ』を観て・・・犬の鳴き声は、「ワンワン」では無い!

正月休みの最中、次男坊が録画していた

アルフォンソ・キュアロン監督による2013年作の宇宙を舞台にしたSF映画『ゼロ・グラビティ』(原題:Gravity)を途中から観た。

(なお、Gravityとは、研究社の英和辞典で調べると、日本語で<重力>を意味し、
原語としては、grave(:威厳のある)から発生しているようで、ラテン語で<heavy>を示すようで、重力を<gravity>と表記するのは、英語らしい、と思った。
・・・また、日本語の「重力」と云う言葉も、論理的言葉と思った。<150109追記>)

スペースシャトルが宇宙ゴミと衝突し、宇宙空間の深遠に漂流する2人の男女の宇宙飛行士の話だが、映像がかなりリアルで、堪能した。
宇宙船内の無重力状態も、かなり それらしく思えた。

(但し、私にとっては、1968年公開のスタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」の方が、宇宙船内の人間の行動としては、今だ 斬新で、さも あり得る 光景のように思っているのだが・・・。

・・・単なるCGを使った映像には、リアリティがどこか欠け、真実味に欠けている、と思っている・・・。
・・・だから、私は、ゴジラ映画では、初代の「ゴジラ」が好きだし、今だ、初代を超えたゴジラ映画を観たことは無い。
<150109追記>)

『ゼロ・グラビティ』の中の女性宇宙飛行士が、絶望に駆られ、昔飼っていた犬を思い出してか?
犬の唸り声を上げるシーンがあったが、
私には、その声が、

awwwwu wuwuwww awwuwwu www

と、聴こえた・・・。

日本人なら 普通、犬なら 「ワンワン」 (:〔wan wan〕) なのだろうが、

それを主人公が声に出したなら、この映画では、何とも間が抜けた音として聴こえる(た)だろう・・・、
と感じた。

awwwwu wuwuwww awwuwwu www〕 だから、

まるで、野生に帰ったような、寂しく、孤独に陥った 女主人公の 絶望感が感じられる、と思えるのだが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・

この頃、私には、日本語としての 動物の声が、あまりにも類型化し過ぎ、現実の動物の声からかけ離れているように感じ、
耳に聴こえるまま 、動物等の<鳴き>声(、他の物音を含めた音)を聴くように しだして、

自然界の音が 新鮮に 聴こえるように なっている。

日本語は、あまりにも 〔子音+母音〕 に縛られ過ぎて(:膠着し過ぎて)、自然界の音から かけ離れた言語(音)になっているように思えている。

by mohariza12 | 2015-01-08 23:46 | 言葉


<< 冬の夜空でオリオン座の左下に瞬...      外環道の音環境 考察(2) >>