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カテゴリ:書籍( 6 )


2017年 06月 21日

「文字逍遥」から「地球史を読み解く」へ

中々更新せず、すみません。

今、

白川 静 著の「文字逍遥」(平凡社、1987年初版)を読み終え、

丸山 茂徳 著の「地球史を読み解く」 (放送大学大学院教材、 2016年初版)を
アマゾンで購入し、読んでいる所です。

「文字逍遥」は古い本だが、<漢字>について、大いなる示唆があり、
日本語の漢字について、

「地球史を読み解く」によって、
最新のプレートテクトニクスと地球と云う生命圏について、

をその内、記す予定です。


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by mohariza12 | 2017-06-21 23:23 | 書籍 | Comments(1)
2013年 06月 09日

作家のなだいなだ氏の死去を知って

先ほど、産経ニュース他で、作家のなだいなだ氏が亡くなったことを知った。
(http://sankei.jp.msn.com/life/news/130609/bks13060913050013-n1.htm)

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(以下、産経ニュースより、抜粋)

ユーモアあふれる文章で知られる作家で精神科医のなだいなだ(本名・堀内秀=ほりうち・しげる)氏が死去していたことが9日、分かった。
83歳だった。

 昭和4年、東京生まれ。慶応大学医学部を卒業し、フランスに留学。
帰国後、慶応大病院、井の頭病院などを経て国立療養所久里浜病院に勤務する。
医師としてアルコール依存症の治療に取り組むかたわら、スペイン語で「何もなくて何もない」を意味する「なだいなだ」をペンネームに、幅広い執筆活動を展開。
「パパのおくりもの」などのユーモラスな語り口のエッセー、「海」や「神話」などで計6回芥川賞候補入りした小説などで知られた。

 平成15年にはインターネット上に、老人の暮らしやすい社会作りを目指す仮想政党老人党」の旗揚げを宣言して話題を集めた。
また、ラジオの「全国子ども電話相談室」にも出演して人気を博した。

 著書に「人間、この非人間的なもの」「TN君の伝記」「老人党宣言」など多数。
「娘の学校」で婦人公論読者賞、「お医者さん」で毎日出版文化賞受賞。

 近年、がんで闘病中であることをブログなどで明らかにしていた。

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私にとっては、夏目漱石、太宰治に並んで、人生で 人間として 生きる上で、最も影響を受けた作家だった。

氏の最高傑作の本は、「権威と権力」<~いうことをきかせる原理・きく原理>(岩波新書、1974年初版)だと思うし、今の時代に於いても通用する名著と思っている。

大学時代に読んで、「よくこんな本を世の中に出したな~!?」と驚き、大学の図書館で借りた本に線等を書き込んだので、本屋で買い、それを図書館に返そうと思ったが、
本屋で見つからず、「やはり、発禁されたのか?」と思ったほど、衝撃を与えた本だった。
(本は、その後、数ヶ月後、買えたが・・・。)

私の生き方において、氏の「権威と権力」はバックボーンに今もなっている。

クヮルテット」<~第1楽章性転換手術 >(文藝春秋、1970年初版 、のち集英社文庫、ちくま文庫)は、性転換及び性同一性障害 を真摯に扱った、やはり 名著で、この本も、世の中へ問い質した内容の本だった。
1970年代は、まだ性に関しては、日本は遅れており、医学界も保守的だった。
そこに切り込む氏は、やはり強靱な勇気があったと思う。

信じることと、疑うこと 」(径書房、1985年初版(こみち双書) のち、ちくま文庫)及び、
民族という名の宗教」<~人をまとめる原理・排除する原理>(岩波新書、1992年初版)も、
世界の矛盾をユーモアも交えながら、且つ、真摯に指摘した<世界的な名著>と思っている。

氏の指摘したことが、世界の各民族及び宗教界に広まっていたなら、テロなどはかなり防げたように思う。

神、この人間的なもの」<~宗教をめぐる精神科医の対話>(岩波新書、2002年初版)は、前の本3部作後、世界が混乱している現状を観ながら、ある種諦観で記されていたが、
それでも人類を信じる気持ちは捨てて無かった。

初期の作品の「れとると」(大光社、1967年初版、のち 角川文庫)も、心を病む人間を真摯に扱い、且つ、人(:患者)を傷つけることなく、細やかに扱かった作品だった。

現代において、かなり問題化されている「精神を病む」人間を真剣に捉えている やはり傑作と思っている。

第57回芥川賞候補作だったのは、当然だったと思う・・・。

何とか賞には、一切関係しない氏の生き方は、芥川や太宰のように ある種「賞」に振り回された人生を送ることも無かった 作家としても、人間としても、立派な生き方だった、と思う。

人間としては、夏目漱石より上だった、ように思われる・・・。


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後、2003年に「老人党宣言」(筑摩書房)を世の中に出し、高齢化社会の矛盾を世の中に問い、インターネット上のヴァーチャル政党老人党」を立ち上げ、活動をおこなった。
(参照:http://6410.saloon.jp/)

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氏の私的なブログ<なだいなだのサロン>(http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/)は時々読んでいて、今は、フランスに居て から日本に戻り、関東に住んでいて、 体調が悪いことは知っていた。

氏の「打てば響く」(http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html)の5月28日付けの言葉がおそらく最後の文章だと思うが、
(この文は読み損ねていた。
<130610追記:> 今年1月からの「なだいなだのサロン」も読んでいなかったので、先ほど、読み終えたが、
かなり、日本の現状を心配していたことが分かる。

<130610追記:今、氏の5月28日付けの言葉を読み終わりましたが、やはり、氏らしく、希望を捨てないで、且つ、真摯に世の中及び自身を捉えていた ことが分かりました。
死の直前まで、理性的であり得る人間の生き方は、人間の死に方としては、最高の死に方<:生き様>と思います。
この点においても、芥川、太宰、夏目より、格段上の生き方だった ように思います。>

ここに全文を掲載しておきます。(原文のまま・・・)

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 最近の株の暴落。アベノミックスとやらの円安政策に騙されるものも、はじめ
は多いだろう。しかし、こんな人工的な手段(坊ちゃんたちの考え付きそうな)で
は、デフレ脱却とやらはできない、とぼくは睨んでいました。『婦人之友』にその
ことを書いておきました。

 株屋たちが、それをはやして株価を吊り上げていましたが、もうけを得るの
は、この辺が限度と考えたのでしょう。それが今度の暴落になったとぼくは見ま
す。

 日本の株でもうけているのは日本の株屋ばかりではありません。儲けを狙う
世界中の株の相場師・投機家なども、こういう機会を逃さない。かれらは、ナシ
ョナリズムには関係ありませんから、もうけられるのは、これが限度かなあと思
えばさっさと手を引く。

 そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう。日本のマスコミは昔から、
どちらかというと政府寄りで、アベノミックスの提灯を持ってきましたが、いまご
ろ、この騒ぎで一番儲けたのが相場師や投機家で、損をしたのが、これから円
安の付けを、諸物価値上げの形で、払わせられる日本の庶民だと気が付いて
いるでしょうか。

 でも、株暴落が、参議院選挙の前であったことが、唯一の救いです。



 一方で、アメリカに勇ましくケンカを売った維新の会の橋下が、あっけなく降参
してしまったのは意外でした。次号のちくまに、少しは頑張るだろうと、見込みを
書いてやったのに。ちょっとがっかりでした。維新の会の議員たちが、選挙のた
めに、謝らせたのでしょう。しかし、タイミングが良くない(かれらにとってです)。
維新の会の勢いはもうこれで終わりでしょう。つまりかれらも終わり。

 現在まで、ひたすら選挙の利害で結びついていた自民・公明の連合ですが、
改憲に消極的な公明とは選挙が終わるまで付き合い、あとは維新の会とくっつ
こうか、とひそかに考えていた自民党の黒幕も、この維新の会の自滅は計算
外だったのではないかなあ。

 こうして自民の勢いが落ちてきたのに、それに付け込むことのできる野党が
いない。野党連合を作る知恵者がいない。つまりは、少しばかり知恵の深い政
治家が野党にいないということ。本当に政治家日照りですな。



 ぼくは、がんとの付き合いで、なんとか頑張っていますが、白状すると、ちょっ
ときつい。

 がんの告知は、本人に、自分の残りの人生を計画させるためには都合がい
い。ぼくはその恩恵を受けている。しかし、父、夫が次第に死に近づくということ
を知らされた近親の者たちには、この告知は、かなりな苦痛を与えている。そ
のことなど知ったこっちゃない、自分のことで頭はいっぱいだ、といっていられ
ないのが、精神科医である本人。精神科医の同僚たちよ、告知のこうした一面
の研究をしてくれないだろうか。それがぼくの今の気持ちだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

心からお悔やみ申し上げます。

(130610追記:)
そして、氏の志(こころざし)及び人間愛を実体として、人間社会で実現するする人間が、今後も現れることを 切に願います。

私は、私なりに 氏の明晰な志を実現しようと思っています。

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by mohariza12 | 2013-06-09 23:45 | 書籍 | Comments(0)
2013年 04月 14日

上野駅構内にあった気の利いた本が置いてある文房具店

(130307メモ、補記、追記)

3月7日、会社の仕事で、水戸駅から帰り、慌てていて、いつもと違う車両番号の列車に乗り、
上野駅に着いた時、いつもの東京駅側では無く、後ろの車両に乗っていたので・・・、

(今だ、水戸駅の東西南北の感覚が分からず、電車の進行方向を掴めて無いので・・・、)

降りた時、一瞬、どこへ行っていいか、分からなかったが、近くの階段で、上野駅の高架へ上がった。

上がると、いつもの 風景と違い、目新しい店舗があり、あまり上野駅の高架にある店舗を知らなかったので、トイレ後、中の店舗をちょこっと見た。

上野駅は、ダサいイメージがあったが、中の店舗は、中々気が利いて、しゃれた店があり、
いつも見知っている空間感覚で無い、違う感覚を味わった。

たまには、青山や丸の内の 今まで行ったことが無い 次元の空間の世界に出会い、違う感覚を味わい、感覚を磨くことが大事だと思った。

その中で、色々なグッズや、面白いものが置いてあり、1コーナーしかないが、本も置いてある店 「文房具屋 アンジェ・ビュロー・エキュート 上野店」があった。

パラパラと本を見てめくり、下記の本が気に入ったが、手元に当座の金が少なく、買うのは諦めた。

① 「日本の名詩、英語でおどる」/アーサー・ビナード著/みすず書房/2007年初版/¥2,800+税

② 「モノからモノが生まれる(Da cosa nasce cosa) 」/ブルーノ・ムナリー著/萓野 有美訳/みすず書房/2007年初版/¥3,600+税

③ 「まさかさま 動物回文集」/石津ちひろ 文/長新太 絵/河出書房新社/1989年初版/¥1,000+税

・・・・・

3月28日、水戸からの帰り、金の余裕ができたので、上記の上野駅の文房具屋に行った。

本が置いてある所に行ったが、上記の②、③の本は、もう置いて無く、①を買った。
本は、買いたくなったら、その時 買わなければ、後では、買えないもの と 思わなければならない、と思った。>

他に面白い本があったので、④を買った(・・・今、通勤中読んでいる所だが・・・)。水戸駅でも 本を買っていたので、重くて、⑤は買わなかった。

④ 「100の思考実験」/ジュリアン・バジーニ著/向井和美訳/紀伊国屋書店/2012年初版/¥1,800+税

⑤ 「脳はすすんでだまされたがる~マジックが解き明かす錯覚の不思議(Sleight of Mind)」/鍛原多恵子訳/角川書店/2012年初版/¥2,000+税

・・・・・・・

本は、本屋や図書館で無くても、気の利いた文房具店にあっても、その本が その店のセンスに合っていたなら、(本自体の存在が) 似つかわしく思える。

本屋は、ネット販売で買う人間も多くなったので、益々 その本を(唯、置いておくだけでなく、
置いておくと云う(店側の)行為と その本を選択する(買う側の)行為 と云う関係において、その本の存在を光らせる センスが重要だ!、と思った・・・。

(例えば、まだ行ったことは無いが、<丸善丸の内 「松丸本舗」>のような、

最新作や売れ筋の書籍を中心に並べるのではなく、テーマ別に洋書も漫画も同じ棚に並んでいて、
大きさもジャンルも異なる書籍が混ざっており、中には横に積んである本もあったりして、まるで、自分の家の本棚のようで、
テーマ別とか、作家別とかで分類されているとか・・・。)
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by mohariza12 | 2013-04-14 22:24 | 書籍 | Comments(4)
2012年 09月 22日

神林長平の「ぼくらは都市を愛していた」は読み終えたが・・・

SF作家の神林長平の「ぼくらは都市を愛していた」(/朝日新聞出版/2012年7月30日第1版)は、今日(9月21日)読み終えた。

「情報震」と云うデジタル社会の破滅世界のTOKYOを舞台とし、情報軍の双子の姉のアナログの手記と、
内視鏡カプセルによって腹部に通信用の人工神経網を設置され、互いの考えを読み合い交信できる「体間通信」によって覚醒した公安の弟の思いが考察交錯 した物語だったが、

最後の収斂の仕方は、今一、ガッテンが行かなかった。

今、脳が活性化してないので、読みが足らなかったかも知れないが、
個人の思いと「都市」の機能が、何かあっさりと関連し過ぎ?と思った。

もう一度、読み直しだしたが、

今のモヤモヤの気分を晴らす方には、その 結末は行ってなかった、 私の気持ちを晴らせず、気分として、結末に収斂出来そうも無い と思った。

130506追記:結局、本を読み終えても、気分として、結末に収斂出来無かった。
再度、時間を置き、読むと、収斂出来るのかも、知れないが・・・。

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by mohariza12 | 2012-09-22 00:29 | 書籍 | Comments(1)
2012年 09月 13日

神林長平の「ぼくらは都市を愛していた」を読み出した

明日は胃(:十二指腸)検査の検査なので、午後7時前には夕飯を摂らざるを得ず、家には7時前には帰れず、仕方なく、神田の寿司屋でにぎり寿司を食べ、帰宅した。

今、SF作家の神林長平の「ぼくらは都市を愛していた」(/朝日新聞出版/2012年7月30日第1版)を読み出している所。
神林の小説は、心の思念を錯綜させた文体で、通勤中の電車の中で途切れ途切れで読むと、
前後が分からなく嫌いがあるが、久しぶりの神林ワールドの幻惑に酔いしれている。

3・11東日本大震災後の脈絡をふまえているとのこと。

情報震」と云うデジタル社会の破滅世界を描き、
また、内視鏡カプセルによって腹部に通信用の人工神経網を設置されてしまった公僕たちが、互いの考えを読み合い交信できる「体間通信」と云う<偽(ぎ)テレパシー能力>も描いている。

ハード版だが、買ってよかったと思っている。

明日も電車内、検査の待ち時間で読むつもりだ・・・。

今後の展開が楽しみだ。

・・・・・・・・・・・

参照:読書データー「ぼくらは都市を愛していた 感想 」
(http://book.akahoshitakuya.com/b/4022508957)
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by mohariza12 | 2012-09-13 21:53 | 書籍 | Comments(0)
2012年 07月 24日

今日神保町の古本屋で本を買った

今日は午後から世田谷の現場事務所で打ち合わせをしたが、打ち合わせ後、行くつもりだった、
歩いて遠くにある現場は、進捗が遅く、わざわざ検査に行くまでの状況でなく、
予定より早く現場関係が終わり、夕方6時20分から予定が入っていたが、
時間が余り、二子玉川駅構内の書店で少し時間つぶしをした。
しかし、それでも時間が余り、(会社に戻って仕事をするには半端で、)
二子玉川から大手町への電車の途中、神田神保町で降り、古本屋巡りをした。

今月は懐に余裕があったので、給料日前だったが、幾つかの古本屋等に立ち寄って、
5冊、本を買ってしまった。
(1時間20分くらいしか時間が無く、鞄には現場打ち合わせ用の書類もあり、この位が買う限度だった・・・。)

まず、明倫館書店(1階)で、「地震と活断層の科学」(/加藤碵一著/朝倉書店/1989年初版/5665円 → 1500円)
・・・本は古いが、今まで見かけなかった図版が多かったので買った。

同書店地下で松倉保夫先生の「ガウディの設計態度」(/相模書房/昭和53年初版/2500円 → 1500円)
・・・この本は、目にしていたが、手元に無かったので、安かったので、買った。

(古本屋で無いが、建築の本が安い)南洋堂で、やっと田中裕也氏の「実測で読む ガウディの建築」(/彰国社/2012年初版/5250円 → 4750円)
・・・1986年発行の「ガウディのの建築実測図面集」よりも図面、写真とも豊富で、じっくり拝読しようと思っている。

三省堂隣にある初めて入る古本屋<古書かんたんむ>で、宮澤賢治(谷川徹三編)の童話集「風の又三郎」(岩波文庫/昭和26年初版、昭和38年第20版/定価★3つ → 150円)
・・・読んだものもあるが、「風の又三郎」他未読のものもあり、ずいぶん古く赤茶けていたが買った。

同書店では、「言語学のたのしみ」(千野栄一著/大修館書店/1980年初版/1400円 → 300円)
も買った。
・・・言語学が好きなのもあるが、パラパラめくると、(アンドロメダ星人との対話、タモリの言語学等)面白そうな記事に溢れていたので買った。

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本は買い出すと(悪い癖で、)止まらなくなり、帰り、鞄が重くて大変だった・・・。
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by mohariza12 | 2012-07-24 23:57 | 書籍 | Comments(0)