2018年 05月 20日
2018年05月20日 付けの<「ま」の濁音は「ば」なのか…?(180520追記) >を記していて、
2012年12月27日 付けの<濁音記号「゛」を「だ」から切り離して発音しようとすると・・・>(https://mohariza12.exblog.jp/19421116/)の記事に部分的に誤り、誤解を生む記事内容があるコトが分かったので、 前の記事を大幅に手を入れ、改訂します。 (但し、原文記事は、そのまま、としました…。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (121226、121227メモ、補記、追記、180520改訂) 日本語の 「た」に付く濁音「゛」がある「だ」は、 “ta” の音の “t” が変換して “d“ となり、単に “da“と発音されるのか? 「゛」と云う発音記号による発音は、単に濁る音だけでは無い気がした。 「だ」(と云う発音記号と云う字)は、「た」と「゛」(と云う発音記号と云う字)で音として分けられるのでは・・・? 無声音、有声音、濁音と云う口及び舌等から発せられる音の区別で、濁音「゛」の「だ」ができたのでは無いのでは? (日本語の表記の妙のように思える。) そう考えながら 実際発音しながら、「゛」を切り離して発音しようとすると、摩訶不思議な音の世界に入って行く・・・。 英語の無声音の “t”が 有声音の “d”となるのとは違い、 単なる無声音と有声音との違いでは示されず、 日本語の「た」に付く濁音「゛」の「だ」は、日本語以外の英語等で表現できない表記表現では? と 思った。 ・・・・・・・・・・・・・・ また、日本語の「は」に付く濁音「゛」で「ば」となるが、 英語の無声音の“h”から 有声音になって“b”とはならず、 国際音声字母で [ɦ]と記述される 有声声門摩擦音となり、 息漏れ声またはささやき声の短いもので、通常の有声音とは異なり、声帯は不完全な振動とされる “ɦ”音 (・・・<behind>の [bɪˈɦaɪnd]と発音される)となる。 (参照:有声声門摩擦音:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E5%A3%B0%E5%A3%B0%E9%96%80%E6%91%A9%E6%93%A6%E9%9F%B3) また、現代フランス語では、「有音の h」は「無音の h 」同様それ自身は“無音”となり、ただ前後の音に対するふるまいの違いだけが残っているとのこと。 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9F%B3%E3%81%AEh%E3%83%BB%E6%9C%89%E9%9F%B3%E3%81%AEh) (・・・私は、時々ビートルズの「ミッシェル(Michelle)」 (https://furansu-go.com/michelle/)を謳うことがあるが、英語より難しいフランス語が入っている「Michelle」は難解で、英語の方がよっぽど合理的な世界語と思ってしまう…。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 半濁音の「ぱ」の「゜」も、 上記表のように、英語での無声音の“h”に対する半濁音として“p”となる音は無く、 <英語の有声音である“b”(ブ)に対する無声音としての “p”(プ)がある。> <また、日本人が苦手な英語の“b”と違う音の有声音である“v”(ヴ)には、それに対する無声音として( 日本語の「フ(: hu)」の “h”で無い ) “f”(フ) が 対する。> ・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本語のローマ字の字が、世界で一番合理的な語表記と思っていたが、 濁音「゛」と半濁音「゜」のある日本語のひらがな表記は(カタカナ表記も)、表記としては世界でも合理的な表記のように思える。 (※但し、日本語の(母音を含め、)子音は、世界の他の言語に比べ、長い年月を経て、音を簡略した所為か、 日本語では他の言語の微妙な複雑な音は表現できず、他の言語にあるが日本語には無い音が多くあり、日本人は外国語が中々巧くなれない、とも云えるが・・・。) (参考:ことばや教え方の質問箱「 濁音・半濁音って… 」 <日本語の知識「濁音記号の有無」によって有声音・無声音が判別可能> <日本語の濁音と半濁音>)
by mohariza12
| 2018-05-20 21:10
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