2019年 02月 17日
昔のブログ<mohariza07メモ>では、よくブログ記事ネタにし、よく読まれていたようだった(日本)地図の話題を久しぶりに記します。 (2013年の )(先週)6月13日にアメリカから久しぶり(:5年ぶりに)帰国した実弟の次男夫婦とその長男に 会ったのですが、 その長男の希望で、ほたる を観たいとのことで、目白にある椿山荘で (昔、弟夫婦が結婚式を挙げた所だったそうで、すっかり忘れていましたが・・・、)食事をし、その後 庭で 蛍(ほたる)を観ました。 私を含め、その席に同席した福岡県に居る妹の今は横浜に住居を持つ子供や実弟の三男を含め、 皆、ほたるが光るのを観て、感動していました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ <その時見た蛍の観察での考察は別の機会で記します。> (190217追記) その時見た蛍の観察での考察は、下記に記しています。 2013年06月21日付けの<「蛍の光」考>(https://mohariza12.exblog.jp/20686210/) まだ、観られてない方がおられたたら、是非一読ください。 <蛍の光は、その(光)源は複数あり、太陽の<核融合>のようなもので、 振動という<励起>で生じた粒子が、空気の粒子にぶつかり、それが乱反射し、 その時発せられる<光粒子>が、人間には、蛍が光って見える >と云う常識に捉われない考察をスケッチと共に記しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は、茨城へ仕事に出かけ、その帰りにJRから乗り継ぎ、地下鉄の東西線の早稲田駅から 椿山荘へ 事前にGoogle マップや付近のGoogle earthを印刷して、それを手がかりに徒歩で行ったのですが、 その際、かなりの坂道を登り、椿山荘へ向かいました。 蛍を見た後は、坂道を下り、地下鉄の江戸川橋駅から、埼玉の家に帰りました。 その時に感じた、椿山荘が結構 土手の上にある印象が強く残り、 印刷していたGoogle マップ等をじっくり見、神田川との関連性を考え、マップ(地図)等に 川や沢の流れを赤の(消える)ボールペンで描き込んで行きました。 (下図参照) 地図等に描き込み分かった(推測した)ことですが、現在の神田川は、東方向へ下っていた川の流れが、 大曲付近で急激に南へ向かい、飯田橋付近でまた、皇居の堀と合流し、また東に向かい、 現墨田川に合流しているのですが、 地図を見る限り、また、川の流れとしては、不自然ですので、これは、人工的または、地震等で断層が出来るなりして、川の流れが変わったと思われます。 過去には、後楽園の北を流れていた可能性が大です。 また、上図で描き込んでいるように、皇居のお堀も 今は堀になっていますが、西側の高台からの流れがあり、 川として生きていたと思われます。 (堀が出来たのは、徳川家康が江戸に城を構えてからですので、それ以前は、堀はありませんでした。) また、ブログ<平太郎独白録 親愛なるアッティクスへ>の2013-05-31付けの記事 <再びの自己満足シリーズ 那の名流・鉢の底川 その10>(http://heitaroh.exblog.jp/20581726/)に2013-06-02から私がコメントを入れたように、 (以下、再編集) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「鉢の底川」とは、関東地方では、旧江戸川、旧利根川、旧隅田川 (今は、下流の河川は埋め立てられ、山手線・京浜東北線が走っている) のようなものと理解しました。 誤解を産まない為、「墨田川」について詳述しますが、 現墨田川は、現荒川(註:古来、江戸期前は、利根川であった)と平行に流れ、現荒川の放流川のように見えますが、 古来は、現神田川及び石神井川が注ぎこむ川の本流で、現山手線・京浜東北線が走っている所にも 流れていたこともあり、 現山手線・京浜東北線の電車に乗って、東京へ向かって見て、右手は上野公園辺りまで、丘陵だったことが、昔を偲ばせます。 川には、古来から古い変遷があることを知るべきで、江戸時代、徳川家が利根川を大改良した ことになっていますが、 その前にも、自然の力で大改良が成されています。 そう云う目で、今回の「那の名流・鉢の底川」を捉える目線(:自然史観)が必要と思います。 理科年表読本「川の博物誌」(/高山茂美著/丸善発行/昭和61年初版)のP72の図を元に記すと、 約1000年前の利根川水系は、 群馬県、栃木県方面の支流を源にした大利根川<:大日河と云った>(現江戸川及び古利根川)が江戸湾(東京湾)に注ぎ、 群馬方面からも古利根川(元荒川としても時には存在した)として、東京湾に注ぎ、 秩父水系(熊谷方面)を源にしたものは、元荒川で、現埼玉県下流等の汚く細い綾瀬川や芝川を通ったこともあり、 今は秩父水系から来ている現荒川は、同じ荒川でも、古代の荒川(:古荒川)の方が 水量が巨大で、現隅田川を通ったこともあります。 同じ秩父系でも南の方からの水系の入間川は、今は、荒川に注いでいるが、古来は、独立の川として、山手線・京浜東北線が走っている所も通り、<一応「古神田川」として、>東京湾に注いでいたこと。 もっと古い時期(地質時代の第四紀<258万8000年前から現在までの期間>の中期)までは、 現多摩川の大元 は、「古神田川」に注ぎ、 古代の大地震で、大断層が出来、神奈川県の山々からの水系が変わり、現多摩川の下流 に注ぐようになったこと・・・、 など、古代史の地学(地質・地層学)から行くと 複雑で、川は歴史的に変遷し続けます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以上のように、川は古代から変遷を繰り返し、元の川の流れが変わっていることが多々あり、 地形をじっくり見、その変遷を想像すること、 また、古来から伝わる地名(:丘や川、畑、沢等に繋がる地名)を見て行くと、 その手がかりがあるようです。 (地名には そう云う謂われがあるので、私は安易な地名・町名等の変更には反対です。) 神社がある所は、少なくとも、古事記時代からその地にある可能性が高く、その地に川が流れていた可能性は少ない。 寺は、仏教が入ってからその地に造られた 可能性が多いことから、川の流れを推測することが大事です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ と云うことで、 私が過去に東京付近の地図に記した川等の変遷を描いた下図の地図も変更が必要のようですが、煩雑になりそうなので、まだ、このままにしておきます。 また、新しい地図を買って、一から描き直すには、また膨大な時間が掛かりますので、死ぬまで可能か?は分かりませんし・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (追記:190217) 昨日過去記事の本ブログ記事を見られた方が一人おられ、本ブログを読み返し、 今回、文脈としては分かるとは思いますが、少し理解しづらい文字等を修正しました。 なお、2015年頃に、 元荒川、隅田川の下流域の変遷に関して、現地図と過去の変遷に関しての図も描いているのですが、そのまま此処に掲載するには、不都合な(個人等)情報が含まれていますので、 その内 暇が出来た際に、一部修正して、別稿なりで ブログに掲載します。 ・・・・・・・・・・・・・・・ (再追記:190217) 2014-09-01 付けのコメントで、上記のことを記してましたね…。 <神田川の変遷について>については、去年ネット等で調べ、過去(江戸時代初期)の河川の予想地図を出力し、分析したものがあったのですが、カバンに中に入れたまま、紛失してしまいました。 その後、ある文献の図(大正時代の関東大震災後、地盤調査図:東京湾周辺の更新世第3紀層<約2万年前>の地質予想図)に、現代の(運河を含めた)河川の地図を入れ込んだ図を作成しました。 その図をブログ上に公開すると、<なるほど!>と、東京湾へ注ぐ河川と地形の歴史を納得してもらえると思われますが、 諸般の事情で、その図をそのまま公にすることは出来ません。 (修正したものはその内、時間があれば作成したい、と思っていますが・・・。) ・・・・・・・・・・・・・ 結局、140901から手付かずで、今日まで来ました…。 暇は来る(:出来る)ので無く、作るものだ!と思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (初稿:1306?、再編集:130617、追記・修正:190217)
by mohariza12
| 2019-02-17 21:41
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