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mohariza12メモ

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2013年 06月 13日

「日本語が持っている本質的な美しさ」について

現代日本人の人間道を逸脱したターザン 山本 は、人道では無いことを 嘯(うそぶ)くが、
その感覚は鋭く、本質を突いたことばを 時々 発する。

(ターザンの言葉の全てが、正しいとは言い切れる訳では無いが・・・。時にはぐらかし、嘘<:虚>の法螺<ほら>を吹くので、要 注意しない といけない。)

久しぶりに、ブログ<イビジュ カフェ > の<今日のコラム>の
2013年06月11日(火)付けの<スローな日本語の心地良さへのノスタルジー!> を遡って読んだ。
(http://www.ibjcafe.com/talk/content/tarzan/column/1/backnumber/index.html)

以下 抜粋 (全文引用、適宜、改行、句読点、色字等は私。)

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 映画『ザ・スター 美空ひばり』を見て思ったことはそれだよ。

まさしくすべてが丸ごと昭和の世界。

 じゃあ、昭和って何? そう言われると一瞬、言葉に困る。

 美空ひばりの歌を聴いていて感じたのは歌詞をスローに引っ張って歌っていること。

たとえば「リンゴ追分」。

 出だしの りんごの花びらを……はり、ん、ご と、

一つ一つの語を丁寧に発声していく のだ。

最後の「」はエコーまできかせる。

 これがひばり流。

風がも、「」と「」を切り離して強調する。

その歌い方に改めて私はしびれた。

 そこには日本語が持っている本質的な美しさがある からだ。

そんなこといっても時代遅れなだけか。

そうだろうな。

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私は、時々、美空ひばりの「リンゴ追分」を謡う。

日本人の原点 と云う の 唄とも思っている。

しかし、決して、<原点>とは云い切れない、とも 思っている。

しかし、現代日本人でも (英語の発音に毒された 現代の若者には、共感を産まないかも知れないが・・・、

歳 取ったら、もしかして 分かるかも知れない・・・)

日本語が持っている本質的な美しさ>が、この唄には ある と思っている。

それは、津軽地方の歌を歌っていても、津軽弁では 唄っていない 所が、ミソで、

津軽弁では、伝わらない 部分(:言葉の「音<おん>」)であり、

この「音」は、日本人の情緒的な 言葉の音として、

時代を超え、引きずって来た 「性<さが>」と思っている。

それを論理的に説明することは、今の私には、まだ 無理だが・・・。

by mohariza12 | 2013-06-13 20:03 | 言葉


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