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mohariza12メモ

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2012年 05月 13日

S&G, Andy Williams の「スカボロー フェアー」

たまには朝早く起きるのも、健康的に良く、時間も有意義に使えるのか?と思った。
朝、ブログ記事も一綴り書き、時間もあったので、You Tubeを聴いていたら、

S&G, Andy Williams - Scarborough Fair / Canticle(註:賛美歌「詠唱」) と云う画像があった。

聴いてみたら、1968年に「Andy Williams Show」にサイモン&ガーファンクル(S&G)が出演した時、 Andy Williams(アンディー・ウリアムス) が参加し、三重唱として、「スカボロー フェアー」を唄った貴重な録画だった。

S&Gの録画で「スカボロー フェアー」を唄ったものは多数あるが、二人だけのもの(生の歌)では、
レコードで聴ける はもるように後から追いかけてくる「反戦のメッセージ」の部分は再現できない。

Andy Williams が参加した三重唱としての「スカボロー フェアー」では、一小節目は、SimonとGarfunkelが はもり ( もしかして、Garfunkelの独唱の形で、Andy Williams が少し声を乗せている? )、二小節目はGarfunkelとAndy Williamsが主旋律をはもり、三小節目からは、Andy Williamsが主旋律を唄い、サビの「反戦のメッセージ」を、SimonとGarfunkelが交互に追従し はもり、見事な三重唱となり、レコードと同じ位の質を保っていた。



http://youtu.be/c_T7HgZKZjo

「スカボロー フェアー」は、私も訳したが、ブログ「よっちゃんのやさしい英語レッスン」に
分かり易い英訳がありましたので、今回掲載しました。
http://ameblo.jp/cai-narita/entry-10909266820.html

・・・・・・・・・・・・・・・

<註:以下、まず、英語の歌詞、日本語の訳、()の赤字は、さびの「反戦のメッセージ」の訳です。>

SCABOROUGH FAIR/CANTICLE

Are you coming to Scarborough Fair :

Parsley, sage, rosemary and thyme

Remember me to one who lives there

She once was a true love of mine

きみは スカボローの市へと いくのかい

パセリにセージにローズマリーにタイム

スカボローに住んでいる あの人に 伝えて欲しいんだ

彼女は ぼくがかつて 本当に 愛した人なんだ

・・・・

Tell her to make me a cambrie shirt;
(On the side of a hill in the deep forest green)

Parsley, sage, rosemary and thyme
(Tracing of sparrow on snow-crested brown)

Without no seams nor needle work
(Blankets and bedclothes the child of the mountain)

Then she’ll be a true love of mine
(Sleeps unaware of the clarion call)

彼女に 木綿のシャツを 作って欲しいと 伝えてくれないか

丘の斜面は 森の緑に 深く包まれている

パセリにセージにローズマリーにタイム

スズメの茶色い足あとが 雪に残っている

シャツには 縫い目も 針あとも ないように

山の子は 毛布と寝具に包まれて

そうしたら 彼女はぼくの 本当の恋人になるんだ

戦闘ラッパの音にも 気がつかないで 眠っている

・・・・

Tell her to find me an acre of land:
(On the side of a hill a sprinking of leaves)

Parsley, sage, rosemary and thyme
(Washes the grave with silver tears)

Between the salt water and the sea strand
(A soldier clean and polishes a gun)

Then she’ll be a true love of mine
(Sleeps unaware of the clarion call)

ぼくに 1エーカーの土地を 見つけてくれと 伝えておくれ

丘の斜面には 木の葉が 舞っている

パセリにセージにローズマリーにタイム

まるで 銀色の涙で 墓石を 洗っているように

その土地は 海と 波打ち際の 間にあるはずなんだ

一人の兵士が 銃を手入れし 磨きあげて

そうしたら 彼女はぼくの 本当の恋人になるんだ

戦闘ラッパの音にも 気がつかないで 眠っている

・・・・

Tell her to reap it with a sickle of leather:
(War bellows blazing in scarlet battalions)

Parsley, sage, rosemary and thyme
(Generals order their soldiers to kill)

And gather it all in a bunch of heather
(And to fight for a cause they’ve long ago forgotten)

Then she’ll be a true love of mine

皮でできたカマで 刈入れてくれと 彼女に伝えておくれ

緋色をした軍隊は 戦争のふいごに たきつけられて

パセリにセージにローズマリーにタイム

軍の将官たちは 兵隊たちに 殺せ殺せと 命令している

その収穫は ヒースの束に まとめるんだ

もう誰も 覚えていない 戦争の大義のために

そうしたら 彼女はぼくの 本当の恋人になるんだ

・・・・

Are you coming to Scarborough Fair :

Parsley, sage, rosemary and thyme

Remember me to one who lives there

She once was a true love of mine

きみは スカボローの市へと いくのかい

パセリにセージにローズマリーにタイム

スカボローに住んでいる あの人に 伝えて欲しいんだ

彼女は ぼくがかつて 本当に 愛した人なんだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なお、掲載のブログでは、

<この曲(「スカボロー フェアー」)で繰り返されるハーブの名前
"parsley, sage, rosemary and thyme"は
当時のハーブ売りが用いた、売り口上の決まり文句。
日本語でいえば「さおや~、さおだけ~」「やきいも~、ほっかほかのやきいも」のようなもの。>とのコトでした。

by mohariza12 | 2012-05-13 11:54 |


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